成長期のお子さん向け【一期治療】
一期治療とは
成長期の小学生低学年からのお子さんが対象となる治療です。反対咬合や上顎前突、開咬などの上下顎骨の前後的や垂直的な発育に問題がある場合の方が治療対象です。
上下顎骨のバランスの取れた成長発育に導くための治療です。
● 反対咬合の場合
治療の詳細内容
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● 治療内容
下顎の前方成長が強く、上下の骨の前後的な位置関係の異常に対して、チンキャップ(写真:3枚並びの右)により下顎前方成長を抑制しました。上顎前歯が内側に向かって萌出していたために専用装置(写真:3枚並びの真ん中)を使って前歯を前に移動しました。
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● 治療期間
ー 歯の移動期間:10ヶ月/通院回数:10回
ー 成長の終了する14歳までの期間:4年間/通院回数:20回(3〜6ヶ月間隔での通院) -
● 治療費
ー 検査料(診断料を含む)+装置料:¥325,600
ー 処置料:¥55,000
ー 成長の観察と永久歯の萌出誘導の実施料:¥66,000
リスクと副作用
上の口の中に固定式の装置が入ることで口腔内の清掃がしにくくなりますので、しっかり磨かないと虫歯発生のリスクが高まります。チンキャップは患者様の協力が必要です。装着時間が短いと十分な治療結果が得られません。
● 上顎前突の場合
治療の詳細内容
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● 治療内容
上顎3前歯と6歳臼歯に器具(2×4)を装着しました。また、ヘッドギアーという付加的な装置を使用して、下顎の前方成長の誘導と前歯の後退を行いました。
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● 治療期間
ー 動的治療期間(検査診断を含む):2年/通院回数:26回
ー 成長の終了する14歳までの観察期間:3〜6ヶ月間隔での通院 -
● 治療費
ー 検査料(診断料を含む)+装置料:¥352,600
ー 毎月の治療費:¥66,000
ー 成長観察期間の費用:¥34,300
リスクと副作用
ヘッドギアーは患者様の手で装着してもらうので、協力が得られないと十分な治療結果が得られません。食事も気を付けないと装置の脱離に繋がり治療期間が長くなり、治療結果も良くありません。虫歯のリスクも高まります。