歯科矯正のよくあるご質問 Q&A

矯正治療を開始する時期はいつごろがよいですか?

大きく二つのステージに分けられます。永久歯の前歯が萌出する小学生1から2年生の頃がまず一つの開始時期の目安になります。
もう一つは永久歯が全て萌出した高学年以降です。当然これには、中学生・高校生・成人が含まれます。大人になってからの矯正治療も一般的になってきました。歯周組織が健康でしたら矯正治療は可能です。気になった時点で相談に来ていただければと思います。

治療期間はどのくらいですか?

矯正治療を受ける年代や歯並びの状態、治療の内容などによっても前後します。早ければ1年ほどで歯の移動が終了する場合がありますが、平均すると2年ほどかかります。

矯正治療期間に痛みはありますか?

装置装着後3から4日、長くて1週間ほど歯が浮いたような違和感や歯が締め付けられるような痛みが生じる場合があります。この期間、固いものを噛んだりするのは困難かもしれませんが、歯並びを変えるためですので、少し我慢をしていただければと思います。治療が進んでくると痛みは消えていきますので、ご安心ください。なお、痛みには個人差があり、何も痛みを感じない方もいらっしゃいます。

さし歯でも矯正治療は可能ですか?

さし歯の方でも、歯の根と周りの骨が健康であれば可能です。ご心配な方は一度相談にいらしていただければと思います。

矯正期間中はしゃべりづらくありませんか?

矯正治療をスタートしたあとはやはり話しづらい、発音しづらいといったことはあります。矯正装置を外側から付けたときは一週間ほどで慣れます。内側の装置でも一ヶ月ほどで慣れてしまうようです。

歯は抜くのでしょうか?

歯を抜かないで治療できるのが理想ですが、治療目的と不正咬合の程度によっては歯を抜く場合があります。例えば、あごの大きさと歯の大きさのバランスが悪い場合は、抜歯をしてバランスをよくする場合があります。

矯正費用はいくらかかりますか?

一部の疾患による不正咬合を除き、いわゆる費用は保険が効かない「自由診療」となります。そのため、現在の状況や矯正治療の治療方針などにより変わります。デンタルローンも対応可能ですので、費用やお支払い方法が心配な方も一度ご相談いただければと思います。

顎関節症ってなんですか?

口を開け閉めする時に左右の顎関節から、カクッという音がしたり、口が開けづらい、開けると痛い、といった症状すなわち、顎関節症を経験している方が増えてきています。特に成人の方に多く見られます。原因は様々なのですが、その一つに不正咬合が考えられています。

このような症状をお持ちの場合には、必要に応じてマウスピース状のスプリントといわれる装置をはめて、顎関節症を改善します。その後矯正治療により不正咬合の改善を行います。

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