叢生(そうせい)とは
歯並びが凹凸であり、いわゆる八重歯が特徴です。
原因としては歯の大きさと歯を受け入れる顎の骨の大きさの不釣り合いで生じると考えられています。現代人は顎の骨が華奢になっており歯の大きさは大きいままなので歯が本来の位置に収まり切れなくなります。
治療内容
マルチブラケット法により治療しました。審美ブラケットを選択されました。歯を本来の位置に誘導するためにスペースを確保する必要があり上下顎左右4番目の歯を4本抜歯して叢生の改善と機能的咬合の確立を図りました。検査診断を含めて動的治療期間は2年5か月でした。
費用
歯科矯正治療は顎変形症と特定の疾患を除き公的医療保険は適用されません。検査料と診断量を含めて\594,000かかりました。毎月の治療費が総額\159,500でした。通院回数は検査と診断を含めて31回でした。装置撤去後に行う保定治療費が2年かかり通院回数10回で総額\33,000でした。
矯正治療前後のお顔の変化
叢生の矯正治療を行うことで、歯並びをきれいにすることができます。
「笑顔になることが多くなった」「精神的にも明るくなった」「食事の悩みもなくなった」などの声が多く寄せられています。
叢生の原因とは
- あごが小さい、歯が大きいなど、遺伝的な要因
- 不十分な顎の成長
- 乳歯期の虫歯や、その抜歯
などが考えられます。
治療しないとどうなる?
- 虫歯になりやすい
- お顔の印象がよくない
などがあります。
治療方法について
歯並びを矯正できるスペースを確認し、スペースが足りないときは抜歯をして、ワイヤーによる矯正を行います。
治療上のリスク
- 装置が入ると食事中にものが挟まりやすくなります。ブラッシングを毎食後に丁寧に行わないと歯肉炎やむし歯は発生のリスクが高まります。
- 歯の周りの歯肉のレベルが下がることがあります(ブラックトライアングル)。
- 矯正移動に伴い歯の根が短くなることがまれにあります。
- 治療上の注意を守らないと治療期間が長くなり、また適切な咬合状態が得られないことがあります。
- 装置を撤去後に行う保定治療を適切に行わないと歯の後戻りが起こってしまうことがあります。
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