叢生(そうせい)とは
歯並びが凹凸であり、いわゆる八重歯が特徴です。
原因としては歯の大きさと歯を受け入れる顎の骨の大きさの不釣り合いで生じると考えられています。現代人は顎の骨が華奢になっており歯の大きさは大きいままなので歯が本来の位置に収まり切れなくなります。
矯正治療前後のお顔の変化
主訴 | 八重歯による審美障害 |
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診断 | アングルⅠ級叢生症例 |
年齢 | 25歳5か月 |
装置 | マルチブラケット装置、ヘッドギアー |
抜歯部位 | 上下顎左右側第一小臼歯抜歯 |
治療法
マルチブラケット法により治療しました。審美ブラケットを選択されました。歯を本来の位置に誘導するためにスペースを確保する必要があり上下顎左右4番目の歯を4本抜歯して叢生の改善と機能的咬合の確立を図りました。
治療期間
検査診断を除いた動的治療期間は2年5か月で通院回数29回でした。保定治療は3年通院回数は7回でした。
治療費
検査料と診断料を含めて\594,000かかりました。毎月の治療費が\159,500でした。装置撤去後に行う保定治療が3年かかり費用は\23,100でした。
リスクと副作用
ヘッドギアーの装着時間が重要でした。装着時間が短いと凹凸を治すスペースが十分に得られなくなります。当然口腔清掃が不十分だと虫歯ができてしまいます。また叢生の程度が強かったので保定装置をしっかり使用しないと後戻りが起きやすい不正咬合です。下顎前歯の凹凸が強かったので下顎前歯の歯肉退縮に注意しました。
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