上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)とは
上下の前歯がともに前に出てしまっている症状のことをいいます。
歯の傾きや、生えている位置の異常によって起こっている場合、
上顎骨または下顎骨の位置異常や大きさの不調和によって起こっている場合などがあります。
口元が突出しているという見た目の問題もありますがお口が閉じにくいという機能的な問題もあります。
主訴 | 口唇の突出感 |
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診断 | 上下前歯の唇側傾斜による上下顎前突症例 |
年齢 | 19歳3か月 |
装置 | マルチブラケット装置、パラタルバー、ヘッドギアー |
抜歯部位 | 上下顎左右側第一小臼歯 |
治療内容
マルチブラケット法により治療しました。審美ブラケットを選択されました。上下顎前歯の後退のスペースを確保するために上下顎の左右4番目の歯を合計4本抜き機能的咬合の確立を図りました。
治療期間
検査診断を含めて動的治療期間は2年10か月でした。保定治療期間は3年半でした。治療期間は6年4か月でした。通院回数は44回でした。
治療費
検査料と診断料と装置料を含めて\594,000かかりました。毎月の治療費が\187,000でした。保定治療が3年半かかり通院回数8回で¥26,400でした。
リスクと副作用
上下顎前歯の移動量が多いので上下前歯の歯根吸収と特に下顎前歯の歯肉退縮が生じるリスクがあります。装置を装着することによる虫歯のリスクもあります。
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