マウスピース型矯正装置（インビザライン）2
歯の凹凸や八重歯などはマウスピース型矯正装置（インビザライン）で治療可能なばかりでなくて治療期間も短くできる場合があります。歯の凸凹や八重歯などの不正咬合を叢生といいます。上下のあごの骨の大きさと歯の大きさのアンバランスでおこります。叢生の原因は歯が並ぶスペースが足りない事です。したがって上下の歯列上に歯がきれいに並ぶためのスペースをつくらなければなりません。歯を抜かないでスペースを創るには上下の歯列を側方に拡大するか歯の隣接面を削合するIPRを行うのが一般的な方法です。マウスピース型矯正装置（インビザライン）では上下の歯列を側方に拡大するのは比較的得意な移動と考えられています。多くの場合には上下の歯列を拡大しながらIPRを併用します。場合によってはワイヤーを使う歯の移動よりも治療期間が短縮できる場合もあります。歯を抜いてスペースを創って行う治療でもマウスピース型矯正装置（インビザライン）を使用することは可能です。ワイヤーによる治療をためらっている方は一度矯正相談にいらしてみませんか。