矯正治療中の食事

矯正治療中の食事に関して

 

気を付けて頂きたいのは装置が食事中に外れてしまうことです。患者さんそれぞれで咬む力、咬み癖が異なり、また食いしばりや歯ぎしりの習癖などにもよりますが気を付けて頂きたいものについて説明いたします。

 

ナッツ類、ドライフルーツ、これらを含んだシリアル類、乾物類はかなりの頻度で取れやすいのでできれば矯正治療中は避けてください。

芯のある野菜やお漬物類は噛み切るときに装置を圧迫します。食べやすい大きさにして食べてください。

フランスパンやピザ、リンゴ、ナシ、メロン

は取れやすいです。食べる時は小さくして食べやすく咀嚼回数を少なくする工夫をしてください。

おやつ類としては、ハイチュウ、飴などは避けてください。ポテトチップやジャガリコまたクッキー類は小さくして食べましょう。

かぶりついて食べなくてはいけない物として、とうきび、骨付きチキン、リンゴの丸かじり、またハンバーガーなど厚みのある物を一気に噛み切ると取れやすいので気をつけましょう。

固いものではなくてもたくさんの量をお口に入れると唾液を含んで大きな塊になり外れることもありますので一回にお口に入れる量も工夫してください。

慣れないと何で装置が取れたかわからないこともあるでしょうが、取れたことは気づくことができますのでご承知の上、ご協力ください。