歯科検診

小学校、中学校や高校などでは毎年一回歯科検診が行われていると思います。虫歯の有無や本数、歯肉炎の有無などを調べます。それ以外では不正咬合の有る無しも調べます。不正咬合があると判定されると歯科医院を受診するように勧められます。5月から6月が歯科検診後の相談者が多い時期となります。中学校の歯科検診をしたことがありますが、明らかに昔と比べて虫歯は減ってきていました。しかし、不正咬合は増えていると思われます。特に歯列が凸凹のお子さんが増えています。昔から言われているように現代っ子は顎が華奢になっており、さらに歯も大きくなっています。器が小さくなっているのですべての歯がきれいに収まりきれなくなっているのです。見た目だけの問題ではなく咀嚼機能や発音にもかかわってきます。よく噛めることは脳の血流量も増えるので学力的にもプラスになるのではないでしょうか?かみ合わせがよくないと思ったら一度最寄りの矯正専門医院で矯正相談をされることをお勧めします。